関谷川をきれいにする会
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会の紹介
1.関谷川

 
関谷川は鎌倉市の北西部を流れ横浜市域に入って大面川と名前を変え、柏尾川に入っていきます。
主な自然水源は桐ケ谷戸、石原谷戸、洗馬谷戸、よへえ屋敷谷戸などです(下図)が、流域内の雨水排水や家庭排水が流入しています。自然河川というよりは雨水処理のための関谷川雨水幹線という位置づけのようです。二つの大型暗渠が県道402号線の関谷陸橋下で合流し、そこから水面が見える流れになっています。
 鎌倉市域は750mにすぎず、左岸はクルマの走る車道ですが、3面コンクリート貼りの通常の都市河川と違って、右岸は雑木林の手つかずの自然が残されています。(上流から見た写真:右岸は自然林)
2.関谷川をきれいにする会

  「設立の経緯」に記したように汚れた関谷川をきれいにしたいという地元住民の素朴な願いから「関谷川をきれいにする会」が2007年6月から活動を始めました。関谷川でもっと野鳥を見たいという動機づけが地元野鳥の会のメンバーを動かしたと言えるでしょう。当初の清掃作業では不法投棄の鉄パイプ、中古の自転車、家電製品などが引き揚げられましたが、最近は少なくなりました。しかしゴミやビニール袋の投げ捨てなどは相変わらず多く、愛犬の糞を毎日捨てる心ない住民もいて頭を悩ませています。清掃作業に関してはリヤカー・一輪車ほか道具類を近くの関谷小学校から借りています。2008年度、鎌倉市から河川維持管理協力団体として委嘱状をもらうことができました。(写真は2008年3月、清掃作業後の現場にて)
3.よへえ屋敷谷戸の会

  川の掃除だけではつまらない、なにか面白いことはないかな、と始まったのがこの会です。2007年関谷小学校の I 教頭先生が始めた川沿い竹林の整理を地元ボランティアがサポートする形でこの会が発足しました。幸い地主さんの好意で手つかずの自然そのままのこの谷戸を使用できるようになり、ビオトープを目指した小さな池を4か所掘り、開墾した田んぼに2008年初めて稲を植えました。真夏の日照りには大いに悩まされましたが、ど素人ながらもどうやら稲刈りまでこぎつけました(写真右)。
 上記二つの会は環境ボランティア団体「かまくら環境会議」から色々と技術的アドバイスを受けています。


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